怠け者は努力できない?”頑張らない”努力のススメ

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連休をだらだら過ごしてしまった時の罪悪感といったら…

このシルバーウィークの連休で、すっかり腑抜けてしまったれくちーです。

ここ数ヶ月はほぼ休日は何かしらの自己研鑽に取り組んだり、そうでなくても自己研鑽のために思考を巡らせていることが多かったのですっかり忘れていましたが、私は元来何かに向けて努力するというのが嫌いで遊んでばかりのキリギリスでした。

生粋の怠け者です。一生食って寝て遊んで暮らしたいです。

……さすがにちょっと自己嫌悪に陥りそうなので、思考の方向性を変えましょう。

てことで、昔からなにか努力してきたことはあったかなあと考えてみました。

「努力」の種類

「努力」には大きく分けて2種類ある

努力の種類にはざっくりと2パターンあると考えています。

①:楽しくて気づいたら努力しているパターン

②:環境によって努力を促されるパターン

過去の努力したことを振り返る

まず自分が本当に努力できない人間なのか、過去の実績から探ってみます。

幼少期

幼少期は絵を描くことが得意でよく褒められていました。

それは周りの子たちよりたくさん絵を描いていたからでした。

つまりこれは、絵を描くということを努力してきてたということですね。

この努力は「楽しいからひたすら続けていた」ものなので、パターン①です。

小学生の頃

小学生の頃は、スイミングスクールに通ってバタフライまで泳げるようになりました。

元々運動音痴で走るのも遅かったのですが、水泳だけは得意でした。

これは、スイミングスクールに数年間通い続けるという努力の結果ですね。

この努力は「スイミングスクールという環境」に身を置いたことで努力できたため、パターン②です。

中学生の頃

中学生の頃は音楽に興味が出てギターを始めました。指先に水ぶくれが出来ても毎日毎日弾いていました。

おかげで、高校生になった頃には学校の人たちに上手だといわれるようになり、嬉しかったです。

ギターにハマって毎日練習していましたが、ただがむしゃらに弾いていただけでなく、知り合いのギタリストの方に数ヶ月に一度教えてもらえていたからこそ上達できたのだと思っています。

この努力はパターン①に加えて「有識者から教わる」というブーストをかけたものです。

やはり初めてのことは、詳しい人から教わるのが最善ですね。一番の近道です。

ギターは趣味としておすすめです!かっこいいんで。

高校生の頃

高校生の頃は、軽音楽部が無かったため代わりに吹奏楽部に入り、アルトサックスを始めました。

最初は、部活に行くのが面倒臭くてサボりがちでした。

れくちー
れくちー

家に帰ってゲームしたいし、初心者の自分と違って部長を筆頭に皆上手だし……そもそもギターが弾きたかったのになぁ。

と、中々気が向きませんでした。

ですが、2年生くらいかなぁ。朝の空いた時間に練習し始めてから、周りに評価されるようになりました。

吹けなかった曲が吹けるようになって、だんだん部活が楽しくなってきたのもこの辺りからでした。

これはパターン②からのパターン①です。

余談ですが、私がアルトサックスを選んだ理由は、かっこいいからです。

運指もリコーダーと似ているので、大人の趣味としておすすめいたします。

「努力」を自動化する仕組みをつくる

と、こんな風に振り返れば、私は努力が嫌いというわけではなく、好きなことに対しては無意識に努力していたのでした。

また、好きでなかったとしても、環境によって努力できることにも気づきました。

おそらくどんな人にもこういうことがあったのではないかなぁと思います。

これらは当たり前のことすぎて、斬新に聞こえないかもしれませんね。

でも、自分のことは意外と自分で気づけていないこともあります。

ぜひあなた自身のことを振り返ってみてください。

私が努力できてきたことにはそれなりの法則がありました。

  • パターン①:好きなこと。楽しく取り組めること。のめりこめること。
  • パターン②:環境上それをしないわけにはいかないことや、それ以外にやることがない所に身を置く(時間、場所、人間関係を利用する)。

①は言わずもがなですね。やはり「好きこそものの上手なれ」です。

下手の横好きでも、続けていれば自然と自ら試行錯誤して上達していきます。

ポイントは②です。

こちらは、好きでなくとも面白くなくとも、努力することができます。

先述した高校生の頃の吹奏楽の話について、朝練習を始めたきっかけをお話ししますね。

私はギターが弾きたかったので、サックスとかめんどくさいなぁとしか思っていませんでした。

曲もマーチとか一昔前のJ-POPとかばかりで退屈だとも思っていました。

では、何故朝練を始めたのか?

そしてなぜ、それを続けることが出来たのか?

それは、私の通学スタイルに理由がありました。

何となく努力できる環境に身を置く

高校生の頃、毎朝母が最寄り駅まで車で送ってくれていましたが、家族の予定に合わせていたため、かなり早い時間に学校に着いてしまっていました。

どのくらい早かったかなぁ…45分くらい早く登校していたと思います。

当然クラスメイトは誰もおらず、暇なので最初は教室でギターを弾いたり絵を描いたりしていましたが、退屈です。

そこである日思いついたのです。

れくちー
れくちー

この時間を部活の基礎練習に充てれば、時間の有効活用もできるしいい暇つぶしになるのでは?

そこで職員室に向かい、「朝練するので」と先生から音楽室のカギを借りました。

誰もいない音楽室では、自分の楽器の音だけが聞こえるので集中して練習に取り組めました。

なかなかよきです。これに味を占めた私は毎日朝練を続けました。

・・・

時は過ぎて、10数年後、当時部活の部長だった友人と遊んでいたとき、こう言われました。

あの時、れくちーが毎日朝練していてすごく刺激を受けた。

顧問の先生にも『部長は何もしなくていいの?』なんて言われて焦ったよ。

あれがきっかけでみんな朝練し始めて、吹奏楽部全体に良い影響を与えていたよね。

と。

それを聞いて本当に驚きました。

まさか自分が暇つぶしに行っていた朝練が、部員みんなに影響を与えていたなんて。

そういえば、最初はだれもいなかった朝の音楽室は、いつの間にか同期も先輩も普通に来るようになっていたような…

楽器の音を聞きつけてみんなふらふらと集まってきていたような記憶があります。

何より、部員皆よりレベルが高かった部長にまで影響が及んでいたとは思いもしませんでした。

当時私は顧問の先生にあまり好かれていませんでしたが(やる気ないし不愛想だったから)、2年生あたりから先生と仲良くなれたのは、今思えばこの朝練で見直してもらえたからなのかもしれません。

ありがとう、朝の隙間時間。

努力は根性論じゃない!

努力という言葉のイメージって、「気合!根性!」とか「ストイック!甘えは許さんッ!」みたいな暑苦しい感じがあって苦手なのですが、実際のところ努力って必ずしも根性論ではないんですよね。

もちろん、気合や根性が必要な時もあるかもしれませんが、私のようなダウナー系キャラには厳しいので、この「努力の仕組み化」を使っていきたいし、これをお読みのあなたにもおすすめしたいと思っています。

「好き」「環境」がポイントですね。

Phaさんの書籍で「人生にゆとりを生み出す 知の整理術」という本があるのですが、そこでも「好き=努力」といったようなことが書かれています。

Phaさんの書籍はどれも勉強になるし面白いし、HSPや内向型な人たちと波長が合うと思うので、おすすめです。

また、勝間和代さんのYoutubeでは「環境」の大切さについて語られています。

ちなみに勝間和代さんのYoutubeは短くてサクッと聞けるだけでなく、かわいい猫動画としても楽しめるのでおすすめです。笑

まとめ:努力家じゃなくても頑張れなくても大丈夫!

好きなことや得意なこと、楽しいと思えることは気づかぬうちに努力できてしまっているんですね。

「自分は何も努力できていない……」と悲観的になる必要はありません!

また、「どうしてもこれを頑張りたいのに、ついついサボってしまうなぁ」ということがあったら、「環境」の力を使って楽に努力しちゃいましょう。

今回は触れられませんでしたが、「人を巻き込む」というのも有効な手段です。

みんなと続ける習慣化アプリ「みんチャレ」がおすすめなのでぜひ試してみてください。

私もこれで(たまにサボりつつ笑)日々頑張っていますよ~。

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