会社で働くことに疲れてしまったHSPの転職体験記

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HSP

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はじめに

はじめまして、れくちーと申します。

突然ですが、会社で働くことに疲れました。

私はHSP気質を持った人間です。

「HSP」は最近話題なのでご存じの方も多いかと思います。

ここでは、私によく似た誰かのために、私がどんな経験をし、働くということに対しどのように考えるようになったかを書き綴っていきたいと思います。

HSPの私が仕事で経験したこと、感じたこと

私はわりと転職歴があるので、経験してきた仕事やその時感じたことを書いてみます。

れくちー
れくちー

隙あらば自分語りです。

新卒時代

新卒でIT系の中小企業に入社しましたが、その後リーマンショックが起こりました。

元々緊張しすぎる性格なこともあり、入社早々体調を崩すことが多かったです。

過度のストレスで仕事に行けなくなり、2週間くらい休職したこともありました。

余談ですがこの会社、上司なのに新卒の私に金を貸してくれと言ってきた人がいて、今思うとヤバいなって感じでした。

話を戻します。

リーマンショックによる不況のあおりを受けて会社が事業を縮小、それに伴い会社都合退職となりました。

リストラされたものの、特にショックは受けませんでした。

寧ろ、このご時世でちゃんと少額ながらも退職金がもらえてラッキーでした。

(同じくIT系の会社に就職していた友人は、自己都合退職にさせられたと言っていたので本当にラッキーだったと思います)

もう会社に行かなくて良いのも嬉しいし、会社都合退職だからすぐに失業手当も出るしと、ショックを受けるどころか喜びの舞いって感じでした。

それからは数ヶ月ニートとして過ごしました。

ニート時代

実家だったので金銭面の心配もなく、もう毎日mixiゲームで遊んでいました。

当時はサンシャイン牧場とか流行っていましたね。マイミクの畑のメンテは欠かせません。

時間を無駄にしているとも取れますが(というかその通りなのですが)、この時mixiゲームで知り合った友人達とは現在も仲が良くて、たまに会ったり通話したりしています。

ニートを経験して感じたことは「自分は社会人に向いていないなぁ」ということでした。

れくちー
れくちー

ニート最高。何もしたくない、毎日夏休みで最高じゃん!

嫌味な先輩もいないし、上司に怒られることもない。ミスにおびえる日々からもおさらば、緊張しながら過ごす必要もない………

本当にパラダイスです。

ですが、流石に何か月もこんな生活をしていると家族に白い目で見られるようになりました。

流石にまずいと感じ、本腰を入れて就活を開始しました。

小さな町工場に就職

就職活動はかなり難航しました。

前職はIT系(システムエンジニア)でしたが、元々文系だったこともあり専門知識もなく、大した経験を積むこともできないまま退職してしまいました。

正社員が無理ならと派遣会社に登録しようとしたものの、電話口で「VLookUPはできますか?」と言われ、素直に「できません」と答えたら門前払いされました。

今はVLookUP(Excel関数の一つ)が出来るので分かるのですが、こんなん1回教えればすぐ覚えられます。何なら、ググれば使えます。

VLookUPの前にもいくつかExcel関数のことを聞かれ、それらは使えたので出来ると答えたのですが…とにかく断る理由が欲しかったのでしょうね。

その時24歳です。この若さで働き口が見つからなかったのは、今思えば本当に不況だったんだなぁと感じますね。

当時は未熟だったこともあって、あんまり実感が湧きませんでしたが…。

結局IT系の仕事は見つからなかったため、ハローワーク経由で見つけた小さな町工場に勤めることに。

私は本当に未熟だったため…

求人票で提示されていた月給よりも、2万円も低い給与額が契約書に書かれていたのですが、、

私はサインしてしまいました。

サインした後、「試用期間中だけですよね?」と確認したところ…

れくちー
れくちー

これって試用期間中だけですよね?その後2万円増えますよね?

いえ、しばらくその給料で働いてもらいます。

れくちー
れくちー

(え・・・・?)

頭の中で「いやいやいや、、、、話違うじゃん!!」と叫びました。

が、もう何度も何度も落とされる就職活動から逃れたいという思いに負け、仕方なく働くことにしました。

仕事内容は、電子部品の検品でした。正直言って楽な仕事でした。

間違い探しみたいで楽しいし、電話応対も無いし、自分のペースで進められるのでストレスフリーです。

前職で心身共に消耗していた自分にとっては良いリハビリになりました。

この仕事はきっかり1年で辞めました。

仕事内容は楽でしたが、やりがいが無くて出社するのが苦痛になったからです。

とはいえ、これで給料が高ければ普通に続けていたと思います。笑

後に、友人から「町工場の仕事って全然スキルが身に付かないし給料も低かったんでしょ?そこに就職したこと、後悔してない?」と聞かれました。

全く後悔していません。

職場が地元だったため車通勤をしていたのですが、それまで私はペーパードライバーでした。

この職場にいたおかげで、脱ペーパーになれたんですね。

また、この仕事が「検品」だったことが理由で次の仕事が見つかりました。

「楽な仕事」が自分のやりたい仕事じゃないってことにも気づけました。

IT業界に戻ってきた

町工場時代に転職活動を行い、無事IT企業から内定をもらうことができました。

ですが、やはりほぼ未経験レベルだったため、正社員ではなく契約社員でした。

最初の業務は誰でもできる携帯電話の動作確認テストでした。当時未発売のフィーチャーフォン(パカパカガラケー)のバグ探しです。

ここは服装自由だったので楽でした。

ガラケーのバグ探しの次は、携帯電話の電波に関する業務に携わりました。

これも言ってしまえば単純作業でしたが、なかなか面白かったです。

ですが、職場の人に宗教に誘われて困りました。。

さて、その現場も契約が満了し、次は携帯電話会社へ出向することになりました。

この職場は人間関係が一番楽だったのと、社員食堂もあっていい環境でした。

しかも、本当に偶然なのですが、同じビル内に大学の頃の友人が働いていたので、よくお昼は一緒に食べていました。

仕事を忘れることができてめっちゃ楽しかったなぁ~という思い出です。

またあの環境で働きたいな~ってちょっと思います。

ですが、私はまた転職しました。

理由は、給料が低すぎるからです。。しかも残業代込みなのに、です。

それでも転職する1年半くらい前に給料UPしてもらえてはいたんですけどね。

お客様先から高評価をいただけたそうで、担当営業の人から「来月から月給5000円UPします」と言われたのです。

で、その時「1万円にはなりませんか?」と交渉してみたら、、なんと、、、

通りました。

月給1万円UPしました。

凄いですね、言ってみるものです。

私は幼少時から、自分の意見を主張するのが苦手でしたが、言うだけはタダなんだなとか、言わないと損するんだなと社会人になってから学んだのです(町工場の2万円事件とかで)。

以前の私のように、主張することが苦手な人達に伝えたいです。ちゃんと言いましょうって。

主張は本当に大事ですよ!これは次に就職した会社でも改めて実感しました。

大きめのIT企業に転職

社員数1000人超のIT企業に、正社員として入社することができました。

私はこの会社にワクワクしていました。

今まで社員数が多くても200人程度、少なくて10人未満の会社しか経験していなかったので、どう違うのか興味があったのです。

それに、この会社は若い人が多く、先進的な印象がありました。

実際に入ってもその通りで、ザックリ言うと「今風」な会社でした。

ですがこの会社も客先常駐スタイルなので、基本的にはお客様先で就業します。

ここで働いた職場は今までで一番きつかったです…。

パワハラに遭う

この職場では正直二度と働きたくないですね…

直前まで働いていたあの携帯電話会社の職場が良すぎたので、落差が激しかったです。

私はここで久しぶりにメンタル崩壊しました。ある人からのハラスメントが原因でした。

ですが、その時の私は、「きっとこの人は仕事ができない自分のために色々言ってくれているんだ、自分がいけないんだ」とまるでDV被害者のような心境に陥っていました。

しかし日に日に理不尽さが増していきました。

後半はもう、その元凶たる人物が出社してくるだけでイライラがMAXになりました。

「ああ今日はどんな嫌味を言われるんだろう」

そんな生活が続いて、遂に耐えきれなくなり、自社に戻りたいと申し出ました。

私からすれば不可抗力でしたが、会社(自社)から見れば私が自滅したようにしか見えないだろうな、と思いました。

流石にそれは不服なので、ダメ元で真実を人事へ伝えました。

とてもよく話を聞いていただけました。

私はてっきり、「こんな仕事のできない奴が人のせいにしたって信じねえよ」みたいな感じで冷たくされてしまうかも、と震えていましたが、実際は違いました。

人事の方々にはこういわれました。

「あなたは入社後の待期期間、自分で立てた目標を100%達成していましたね。会社はそれを知っています。あなたの話を信じますし、あなたも自分に自信を持ってください」

もうこの時は嬉しかったですね・・・ああちゃんと見てくれてたんだって。

嫌な思い出ですが、逆にこれが転機にもなっていて。

このパワハラからのメンタルズタボロ体験によって、私は自分の人生を変えることができました。もちろん、いい方向に。

まぁこの話も大分長くなるので、別の機会に話しましょう。

社内SEを体験する

これはすっごくラッキーでした。

自社の社内SEを体験するチャンスをゲットできたのです。

正規ルートではテストとか面談とかで合格しないとできないのですが、私はたまたまこのポジションに異動することができました。

社内SEは良いですね。良いですよ~!

何故なら、自分にとってのお客様が、同じ社内の人たちだからです。

意地悪なクレームはほとんど来ませんし、身内だから気負いすぎずコミュニケーションを取ることができます。

みんな、「ねぇねぇ、ちょっとPCの調子悪いんだけど見てくれない?」みたいなノリでフレンドリーに話しかけてきてくれます。

私のような緊張しやすい人にとってはいい環境だと思います。

しかも、感謝してもらえます。直してくれてありがとう、教えてくれてありがとうって。楽しくて、とってもやりがいのある仕事です。

ここでの経験が現職にも活かされています。

ただ、社内SEの仕事はよかったものの、途中で自分と組む相手が変わってしまって、その人がまたパワハラ気質のマウンティングマンだったため、再度私は病みました。

この職場は本当に好きだったので、とても残念でした。

こうなるまでは、「自分は定年までこの会社に働くだろうな」と本気で思っていたので、辞めなければならない状態に陥ったことが本当にショックでした。

私はこの時も、自分を責めました。確かに私が至らなかったことも要因だったと思います。

しかし冷静になってから考えてみると、その時に組んでいた相手がマウンティングマンでなければ、私は今も仕事を続けられていたと思うのです。

そこでさらに残念だったのが、当時の上司も理解してくれなかったことです。

とはいっても、そうなる前まではこの職場は本当に楽しくてやりがいもあったので、当時のメンバーの方々には感謝しています。

当時の上司とマウンティングマンは他のメンバーからはあんまり好かれていなかったので、自分だけ感覚がおかしいというわけでもないな、運が悪かったのだなと客観視できました。

さて、私は大好きだったはずの会社を辞め、しばらく無職でいることにしました。

もう疲れてしまったからです。

まさか2レンチャンでパワハラに遭うなんて思いませんでしたから。

「普通こんな頻繁にパワハラになんて遭うだろうか?これは自分自身に原因があるに違いない。それに何でもかんでも気にしすぎる自分の精神が未熟だからいけないんだ。」

そう思ってからは仕事をすることが怖くなってしまいました。

正直、この辺も記憶がありません。ストレスにさらされると記憶が曖昧になってしまうようです。

で、無職がどのくらいの期間だったかは忘れましたが、もう嫌な職場に当たってもすぐ動けるようにと派遣で仕事することにしました。

派遣社員を選択

前職の経験で、社内SEならストレスが軽減されると分かったので近い案件を選びました。

ここは10か月も続きませんでした。

人間関係は概ねよかったし、業務内容も私にとっては簡単気楽で、主任も優しくて、同僚も面白い人たちが居て楽しかったのに、です。

一人だけ、絶望的に空気が読めない人がいました。

その人物は病的なまでに空気が読めず、何故だか態度も尊大で、異様な存在感を放っていました。

もちろん周囲の人たちも「あの人はヤバい」と口をそろえていました。

私はその人物と連携して仕事しなければならなかったので、度々被害を受けました。

上長とも何度も相談しましたが、対策が打たれるより先にダウンしてしまい、またしても私は仕事に対する自信を失いました。

でもここで知り合った別の方とは今も交流が続いているので、嫌なことばかりではありませんでした。

仕事ぶり自体もかなり評価していただけましたし、上長には正社員として採用したいとも言っていただけました。

ここで評価していただけたおかげで、前職の社内SE時代によく言われた「そんなことも分からないのか」「それこの前言ったよね?」という言葉たちは、私の能力が低かったからではなく、嫌がらせのために吐かれた言葉だったのだと気づけました。

でも、自分は一人でも合わない人間がいたら我慢もできない社会不適合者なのか…と、絶望的な気持ちになってしまいました。

よく考えたら契約社員時代まではほぼそんなことは無かったのですが…多分運が良かっただけでしょう。

いずれにしても、職場の人間関係は自分の力でコントロールできるものではありません。

人間関係ガチャの結果は誰にも分かりませんから。

これから私はどうすればいいのでしょう。

度重なる職場の人間関係問題に立ち直れず、私は1年間無職のまま過ごすこととなりました。

そしてその時、友人から「HSP」という言葉を初めて聞いたのでした。

れくちー
れくちー

続きは別の記事で…!

まとめ。HSPは環境に自分を合わせるのではなく、自分に合った環境を探すべし。

いかがだったでしょうか。

↑この「いかがでしたかブログ」ってやつ萎えますよね。

真面目に読んで「結論はどこかな~」って思ったら最後これっていうね。

この形式のやつ、十中八九結論が書かれてないですからね。

ですがこの記事は見出しに結論を書きましたから、大丈夫です。

自分に正直に生きること、周りに合わせないでありのままの自分で生きること。

これが大事だと実感しています。

「自分に正直に生きる」についてはいずれまた、記事に起こします。

今回は自分語りメインでしたが、今後は私の思いを届けてまいりたいと。

あっそれも自分語りか。

ともあれ、このブログが、これから誰かのお役に立てれば幸いです。

さいごに

初めてのブログ投稿なので、読みづらい個所など多々見受けられたかと思います。

ご容赦ください。

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